スーダン人って何食べてるの?
イマーンというアラビアネームで生活しています。
日本にいる家族や友達から良く何食べてるの?って聞かれるので
今回は アフリカ・・・スーダンの料理・・について。
私も実際に食べてみるまでずっと???状態でした。
海外へ長期滞在する上で私の中で食事って楽しみの1つで結構重要!!
ちなみに・・
7時~8時・・・軽食(紅茶やクッキー)
10時~12時・・・朝食
16時~18時・・・昼食
21時~23時・・・夕食
これがスーダンの食事タイムです。
ではこれから、The!スーダン料理!の一部をご紹介!!
紹介する食事のほとんどが朝食として食べたものです。
さて美味しいのか・・・それとも・・・??
①フール فول
スーダン料理といえばまずこれ!といっても過言ではないフール。
長時間煮込んだソラマメに大量の油、カッテージチーズ、塩を混ぜたもの。
お店や家庭によってはレモンを絞ったり、ツナを入れたりするそう。
パンをちぎって一緒に食べます。
※おまけ・・・真ん中の白い粉。名前…思い出せない!!甘くてきな粉を思い出す味!こちらもパンと。
透明の袋に入れて持っている姿はあのヤバいやつにしか見えなかった。
②グッラーサ(手前)قراصة
甘くないパンケーキ。
小麦粉、塩、水、イーストを混ぜて(他にもあったかな?)焼く!
茶色のはオクラパウダーのソース。ドロドロしたミートソースみたい。
材料も作り方もシンプル!
実際にホームステイをした際に作ってみました!
↓
↓
鉄板でパンケーキを焼く感じ。これだけ。
ちなみに右の鍋で①のフールの豆を煮こんだりするみたい。
オクラソース以外にもヨーグルトをかけたバージョンも!
③キスラ كسرة
写真のようにオクラを中に入れて食べたり
モロヘイヤのスープに浸して食べたりします。
④ファッタ فتة
ファッタは英語でcrumble(砕ける)という意味。
名の通りスープの中にパンやトマトきゅうりを
砕いて入れます。写真のファッタはボウルの下に
キスラがぎゅうぎゅうに敷き詰めてありました。
以上、紹介したのはスーダン料理の一部で
どれも昔から食べられている伝統料理です。
さぁ!朝食にしよう!という声と共にみんなが集まって
1つのお皿、銀のボウル、時々洗面器(笑)を囲みます。
そして右手だけで器用にペロリ♪
さて肝心のお味はというと・・・
美味しい!!!
どれもシンプルで、普通に美味しい!!
3か月前・・・「レパートリーないしこれ毎日は無理かな~」
が正直な感想。
現在・・・1週間毎日フールが続いています。「明日のフールはどんなかな?」
毎日の朝食が楽しみで毎日美味しいと感じている!
これを言ったら他の隊員に「舌がアホやな」と言われた。
もう1つ美味しいと感じる最大の理由は・・・
みんなで食べる食事!!
昔から家族団らんというものに憧れていたせいか
スーダンのみんなで輪になって1つのお皿を食べる文化が
大好きでどっぷりハマっています。
さらに食事が美味しく感じる!!!
平日は学校で同僚の先生と(たまに知らない人もいる笑)朝食をつついています。
(活動は停止中なので学校にご飯食べに行ってるだけ)
最後におまけの・・・
アフリカ版BBQ!!
22時頃帰宅すると裏庭で初めて見る光景が!
盛った砂に串刺しの肉を刺して焼く!
おじさんが1本1本串の向きを素早く変えていく姿は見事でした。
こんな時間からー?!肉の量ーー!!と色々驚きですが
大家さんに誘われて美味しくいただきました。
海外で誰かと食事をすると必ずあるのが
もっと食べろ食べろ攻撃!!(遠慮せずに食べなさい、の意味)
これ、あまり量が食べられない私にとっては辛いもので・・・
ここスーダンでもその攻撃を受けているんですが
その攻撃を一瞬で止め、さらに笑顔にしてしまう不思議な言葉がアラビア語にはあります。
それは、お腹一杯。の後の・・・
الحمد لله アルハムドゥリッラー
(神様のおかげで…)
おわり。
スーダンからこんにちは。
السلام عليكم アッサラーム・アレイクム
(神の平和があなたの上にありますように)
وعليكم السلام ワ・アレイコム・サラーム
(あなたの上にも神の平和がありますように)
アラビア語でこんにちは。
1日の始まりがこんな素敵な言葉で始まる国、スーダン。
ここに青年海外協力隊(障害児・者支援)として派遣されて
もうすぐ3か月が経とうとしています。
(1月)暑いよ~・・・でもスーダン人はみんな優しい
(2月)あ~暑い・・・でもみんな優しい
(3月)あ~暑い!!!!!!・・やっぱりみんな優しい
(現在)・・・あ・・暑い・・ただただ暑い・・!
世界の暑い国1、2位を争うスーダン。
4月現在毎日40℃超え、平均湿度10%。
・暑いを通り越して、痛いです。
・停電すると部屋はサウナとなり、冷蔵庫の中身は一瞬でやられます。
・蛇口のお湯はひねっても出ません。その代わり水を出すと熱湯しか出ません。
・洗濯物は部屋干し1時間で乾きます。
・常に全身カピカピです。
街の風景もカピカピに見えます。←失礼
この暑さ、12月まで続くそうで・・・
つまり1年中暑いようで・・・
私の2年間、暑さとの闘いが始まりました。。。
スーダンに来てからというもの宗教が生活の重要な一部なのだと感じます。
しかも他のイスラム国に比べて厳格。
①豚肉は食べません。
(豚肉は無きゃ無いで問題なし。代わりにラム肉美味しい。)
②お酒は飲みません。
(汗だくで帰宅した後のビール、、 コーラが最強。)
③女性は人前で肌、髪の毛出しません。体のラインが出る服も✖。
(私も常に長袖長ズボン、頭にはスカーフ。半袖は視線と太陽が痛い。)
④男女区別がそんなに?!という程はっきりしています。
(食事は男女別々が当たり前。レストランへ行くと女性は店の裏に連れていかれる場合がある。)
⑤毎日5回アラーの神にお祈りをします。
(イスラム教の最大の聖地であるメッカの方角へ向かって時間になると家の中、道端、モスクでお祈り。早朝4時半モスクから聞こえるお祈りで目が覚める。初日だけ。)
↓知らない人の結婚式をお祝いし踊りました。男子禁制ダンスタイム。
↓知らない人の結婚式でたらふく食べました。食事も男女別。
衣食住すべての場でこれがイスラムの文化か~!と感じ
徐々にその文化が素敵だな、と思えるようになりました。
神への崇拝を大切にするスーダン人はとても優しい心の温かい人達ばかり。
たまーーーにだけど、スーダン人のせいで嫌な思いをすることもあります。
でもそれ以上に、助けてくれるのもスーダン人で
私が安心して暮らしていられるのもスーダン人の優しさとこの国の治安の良さのおかげ。
これからもっと彼らを理解してスーダンの良さを伝えていけたらと思います!
そして優しくしてもらった分、少しずつ恩返しできたらいーな♪
あ・・・活動についてもそのうち書きます。(只今、1か月以上活動停止中・・・)
それでは・・
مع السلامة マアッサラーマ
(平和と共に/さようなら)